健一さんは、遠方に住む両親の今後の生活を心配し、介護保険適用施設等について、FPの住吉さんに相談をした。介護保険適用施設等に関する次の(ア)~(エ)の記述のうち、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。
FP技能検定の試験問題の利用について 出典:日本FP協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級実技試験(資産設計提案業務)2024年9月8日
介護保険適用施設等に関する問題です。
答え (ア) × 不適切
サービス付き高齢者向け住宅では、安否確認サービスと生活相談サービスが必須の見守りサービスです。
サービス付き高齢者向け住宅の入居者が、介護保険サービスを利用する場合は、サービス提供を行う介護サービス事業者を自由に選択したり、変更することができます。
答え (イ) × 不適切
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、認知症の診断を受けた要介護1以上の方で自立して生活が送れる人、かつ事業者と同一の市町村に住んでいる方が対象です。要支援1の人は利用できません。
答え (ウ) ○ 適切
特別養護老人ホーム(特養)の食費と居住費は、原則として全額自己負担となります。ただし、所得や資産などが一定以下の方には負担限度額が設けられており、これを超えた分は介護保険から支給されます。
答え (エ) ○ 適切
介護付き有料老人ホームとは、介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設です。
介護が必要となっても、当該有料老人ホームが提供する特定施設入居者生活介護を利用しながら当該有料老人ホームの居室で生活を継続することが可能です。
特定施設入居者生活介護の指定を受けていない有料老人ホームについては介護付と表示することはできません。
答え (ア) × 不適切 (イ) × 不適切 (ウ) ○ 適切 (エ) ○ 適切