FP1級実技試験を受験された方の「合格体験談シリーズ」をお届けします。
実技試験は情報が少なく、「会場の雰囲気」や「実際にどんなやり取りがあるのか」は、受験した人でないと分からない部分が多い試験です。
だからこそ、これから受験される方にとって、今回の内容は“疑似体験”になるはずです。
今回は、2026年2月8日に東京会場で受験した、下川さん(40代・銀行員)の体験談です。
今回の内容は、とてもシンプルでありながら、多くの受験生が見落としがちな本質を突いています。
それは、「完璧に答えられなくても合格できる」という事実です。
ただし、ここには大きな誤解も潜んでいます。
目次
下川さんは銀行員として、日々相続相談に関わる中で、「もっと幅広い知識が必要」と感じたことが、FP1級を目指したきっかけでした。
勉強期間はトータルで約3年。
決して短い道のりではありません。
仕事をしながら、実務と学習を行き来しながら、少しずつ積み上げてきた時間です。
だからこそ、「本番が楽しかった」という言葉には重みがあります。
ここまでやり切った人だけが感じられる感覚です。
印象的なのは、試験中のこの場面です。
「取得費加算の他に特例は使えないか?」
この問いに対して、「分からなかった」とはっきり答えています。
さらに面接官からヒントとして、「買換え特例」が出たものの、それでも理解が追いつかなかった。
またパート1の面接では、「課題と解決策を思いつくだけ言ってください」と言われた際に、
「数を用意していなかったので困った」と振り返っています。
ここだけを見ると、「これは厳しいのでは?」と感じるかもしれません。
しかし結果は【138点】で合格。
むしろ高得点です。
では、何が評価されたのでしょうか。
下川さん自身がこう語っています。
「完璧に答えられなくても、聞かれたことに対して受け答えができることが大事」
ここにすべてが詰まっています。
FP1級実技試験は、「すべてを正確に答える試験ではない」「知識量を競う試験でもない」では何か。
「会話として成立しているか」です。
つまり、
この一連の流れです。
逆に言えば、完璧を目指しすぎて固まる人ほど、崩れていきます。
ここは非常に重要なポイントです。
もう一つ見逃せないのが、「模擬面接を1ヶ月前に受けた」という点です。
そしてその後、「このままだとまずい」と感じて、本気で勉強した。
ここが分岐点です。
実際の対策としては、
さらに、「声に出して何度も練習」しています。
この“気づき → 修正 → 実行”のスピードが、最終的な138点という結果に繋がっています。
もし模擬面接がなければ、「なんとなく準備したつもり」のまま本番を迎えていた可能性もあります。
そう考えると、本番前に自分の現在地を知ることの重要性が分かります。
合格後の変化について、「折れない自信ができた」と語られています。
これはFP1級の本質的な価値です。
単なる資格ではなく、
これらが身につきます。
そしてそれは、実務の現場でも確実に活きてきます。
今回の体験談から見えてくるのは、「完璧でなくても合格できる」という希望と同時に、「準備の質が結果を分ける」という現実です。
特に多いのが、
という状態です。
下川さんは、模擬面接でそれに気づき、修正できました。
ここが合格との分かれ道です。
もし今、「なんとなく大丈夫そう」「でも少し不安がある」そう感じているなら、一度立ち止まって確認してみてください。
私の実技試験対策講座や模擬面接では、
を具体的にお伝えしています。
強くおすすめはしませんが、「もっと早く申し込めばよかった」という声は、これまで何度も聞いてきました。
▼サービス一覧はこちら