FP1級実技試験を受験された方の「合格体験談シリーズ」をお届けします。
実技試験は情報が少なく、「会場の雰囲気」や「実際にどんなやり取りがあるのか」は、受験した人でないと分からない部分が多い試験です。
だからこそ、これから受験される方にとって、今回の内容は“疑似体験”になるはずです。
今回は、2026年2月15日に福岡会場で受験した、びおら三さん(60代・公務員)の体験談です。
正直に言うと、今回の体験談はこれまでの中でも特に重みがあります。
なぜなら、「実務経験なし」「年齢的な不安」「孤独な学習」という、受験生が抱えがちな悩みをすべて乗り越えているからです。
ぜひ、ご自身と重ねながら読んでみてください。
目次
びおらさんは60歳、公務員として働きながらFPを学び始めました。
きっかけは、「金融リテラシーはこれからの社会に必須だ」という強い問題意識でした。
ただ、現実は甘くありません。
FP2級までは順調に進んだものの、FP1級学科は一度不合格。
その後ようやく合格し、次に待っていたのが“実技試験”でした。
ここで多くの受験生が感じるのが、「情報がない」「何をどう対策すればいいかわからない」という壁です。
びおらさんも同じでした。
実技試験の合格率は約80%。
この数字だけを見ると、「学科に受かればいけるのでは」と思いがちです。
びおらさんもそうでした。
しかし、過去問に触れた瞬間、その認識は崩れます。
「これは…全然楽勝じゃない」
単なる知識ではなく、“事例に対してどう判断し、どう伝えるか”つまり「実務力」が問われていることに気づいたのです。
ここで気づけるかどうかが、合否を分ける大きな分岐点です。
試験本番、びおらさんが感じたのは「面接官はとても親切だった」ということでした。
回答が不十分なときにはヒントを出し、正解に導こうとしてくれる。
ただし、それは裏を返せば「自分で考え、組み立てる力があるか」を見られているということです。
例えば、「判断力に懸念がある高齢者との不動産取引」というテーマでは、
成年後見制度の活用を答えたあとに、さらに「後見・保佐・補助の違い」を問われます。
ここで詰まるか、一歩踏み込んで説明できるか。
この差が、そのまま評価に直結します。
びおらさんはこう振り返っています。
「模擬面接で、点の知識が面的に広がった」
これは非常に重要なポイントです。
多くの受験生は、制度を「単体」で覚えています。
しかし本番では、「誰に対して」「どのタイミングで」「どの制度を組み合わせて」「どう説明するか」が求められます。
つまり、「知識 → 判断 → 提案 → 説明」この一連の流れができて初めて“使える知識”になります。
びおらさんは、「実務経験がなく、孤独な戦いだった」と語っています。
それでも、「2ヶ月間、1日4時間以上の勉強」「土日は8時間の徹底学習」「模擬面接での修正」これを積み重ねた結果、【136点で合格】
しかも評価としては「相談者に寄り添う姿勢」が高く評価されていました。
そして合格後、次の就職にもつながったそうです。
今回の体験談から見えてくるのは、FP1級実技試験は「資格試験」であると同時に“人生の質を変えるトレーニング”だということです。
これらはすべて、実務でも人生でもそのまま使える力です。
ここまで体験談シリーズを読んで、「自分にもできるかもしれない」と思った方もいれば、「やっぱり難しそうだ…」と感じた方もいると思います。
どちらも正しい感覚です。
この試験は、正しい方向で努力すれば受かりますが、方向を間違えると、いつまでも手応えがつかめません。
だからこそ、「自分の答え方は合っているのか」「伝え方に問題はないか」「実務的な視点が抜けていないか」これを客観的にチェックすることが重要です。
もし今、「このままで大丈夫だろうか」と少しでも不安があるなら、一度、模擬面接で確認してみてください。
また、体系的に対策を整理したい方は、実技試験対策講座も活用してみてください。
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