公開日 2024年8月2日 最終更新日 2024年8月13日
FPの永井さんは、細井家の生命保険の加入状況から保障の見直しを提案した。一般的な各種保障の考え方に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
FP技能検定の試験問題の利用について 出典:日本FP協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級実技試験(資産設計提案業務)2023年9月10日
生命保険の各種保障の考え方
Q1. 生計維持者の生存リスクについては、病気やケガによる支出の発生だけでなく、収入の減少も考慮する必要があるほか、介護や長寿に伴う老後の支出の増加も検討課題といえる。
1. 適切
Q2. 生計維持者の死亡リスクに対する必要保障額は、末子の誕生時がピークで、末子が経済的に独立した後はゼロになる。
2. 不適切
生計維持者の死亡リスクに対する必要保障額は末子の誕生時がピークです。末子が経済的に独立した後は、一般的に死亡リスクに対する必要保障額は少なくなるものの、葬儀費用などに充てる程度の保障額は必要と考えられておりゼロにはなりません。
Q3. ライフプランの進捗に応じて家計の金融資産の額は増減するため、生計維持者の死亡リスクに対する必要保障額は、定期的に計算し直す必要がある。
3. 適切
Q4. 死亡保障、医療保障、介護を含めた老後保障のいずれについても必要な保障額と保障期間を検討し、不足が見込まれる場合、適切な保険金額や保険期間の保険を検討するのが良い。
4. 適切
答え 2.