FP1級実技試験を受験された方の「合格体験談シリーズ」をお届けします。
実技試験は情報が少なく、「会場の雰囲気」や「実際にどんなやり取りがあるのか」は、受験した人でないと分からない部分が多い試験です。
だからこそ、これから受験される方にとって、今回の内容は“疑似体験”になるはずです。
今回は、2026年2月8日に東京会場で受験した、小林さん(69歳・宅建士)の体験談です。
最初にお伝えしておきたいのは、「FP協会の実技試験(筆記試験)を1点で落ちた経験が、その後の合格を引き寄せた」という点です。
この話は、今まさに不安を抱えている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
目次
小林さんは1956年生まれ、69歳での挑戦です。
不動産会社で長年実務に携わり、宅建士としての経験も豊富。
それでも最初受験した実技試験(筆記試験)は、「59点で不合格(あと1点)」でした。
この「あと1点」は、想像以上に重いです。
「もういいか」と思ってしまう人も少なくありません。
しかし小林さんは違いました。
「心が折れかけたけど、切り替えて面接試験に挑戦した」
そして結果的に、「ペーパーで落ちてよかった」と振り返っています。
なぜなら、“きんざいの実技面接試験”は、単なる知識ではなく「実務で使える力」が問われる試験だったからです。
ここに、この試験の本質があります。
面接では、知識を問われているようでいて、実は「思考のプロセス」を見られています。
例えば、「Aさんから直接聞くべき情報は?」「自分で調べるべきことは?」という質問。
小林さんは、
と、実務に即した回答をしています。
一方で、「市場調査を言い忘れた」「マンションなのに鑑定士と答えてしまった」というミスもありました。
ここが重要です。
完璧ではない。
むしろ、途中でズレることもある。
それでも合格している。
つまり評価されているのは、「知識の正確性だけではない」ということです。
さらに印象的だったのは、「教育資金の一括贈与は2026年3月末で廃止予定」という“時事性”まで踏み込んだ発言。
これに対して面接官が大きく頷いたというエピソードは、「一歩踏み込んだ提案」が評価されることを示しています。
小林さんの勉強スタイルは非常に特徴的です。
「毎朝3時55分起床」
ここからすでに、覚悟が違います。
一方で、「夜はお酒を楽しむ」というバランスも取っています。
つまり、無理な長時間学習ではなく、“習慣化された学習”です。
さらに特徴的なのが、「壁一面に付箋を貼る」「声に出して説明する」というアウトプット重視の勉強法。
FP1級実技試験は、「知っているか」ではなく「話せるか」が問われる試験です。
ここに気づけるかどうかが、大きな分岐点になります。
小林さんは合格後、こう語っています。
「不動産実務にかなり役立つ」
これは非常に重要な視点です。
例えば「相続空き家の3,000万円特別控除」こうした提案ができる宅建士は、決して多くありません。
つまりFP1級は、“差別化できる武器”になる資格です。
単なる知識ではなく、「顧客に提案できる力」ここまで到達して初めて、価値が生まれます。
小林さんは最後に、「出たとこ勝負でも受かると思う」と語っています。
これは半分正解で、半分は誤解です。
確かに、学科を突破した方であれば、最低限の受け答えはできるでしょう。
しかし現実には、
こうした場面が本番では必ず起こります。
実際、小林さん自身も、「設例が頭に入らなかった」「メモが取りきれなかった」と語っています。
ここをどう乗り越えるか。
これが合否を分けます。
もし今、「自分は本番で話せるだろうか」「思っていることを言葉にできるだろうか」と少しでも不安があるなら、一度“実戦の場”で確認してみてください。
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