公開日 2025年6月17日 最終更新日 2025年6月19日
FP1級実技試験では、「不動産の登記」に関する出題が繰り返し登場します。
特に、対抗力や公信力の違い、登記記録の読み取り方、公図・地積測量図の理解は頻出テーマです。
本記事では、これまで数多くの受験生に届けてきたメールマガジン「FP試験のポイント」の中から、不動産登記に関する重要知識をわかりやすくまとめました。
実技試験での得点力アップを目指す方、必見です。
目次
不動産の登記には対抗力はありますが、公信力はありません。
これはどういうことかというと、
つまり、登記簿を見て「この人が所有者なんだな」と思って契約しても、もし本当の所有者が別人だった場合、買った人は守られないということです。
この点は、試験でも引っかけとしてよく出ます。
不動産の登記記録では、土地とその上の建物の所有者が異なることがあります。
この場合、土地の登記簿に借地権の登記がなくても、実際には借地権が設定されているケースが存在します。
借地権の登記がされていない=借地権が存在しない、と誤認しないように!
「公図」は、不動産登記法に基づく正式な地図(地図公法)が備え付けられるまでの仮の図面です。
一方、「地積測量図」は一筆の土地の正確な地積を測量した結果を記載した図面です。
FP1級実技試験(面接形式)では、以下のような観点から問われる可能性があります。
つまり、単に用語を覚えるだけでは足りず、実務的な視点から、顧客対応力が求められます。
試験本番と同じような設例・質問内容で、本番さながらの面接練習が可能です。
面接官経験者からのフィードバック付きで、「伝え方」や「論点整理」の力を高められます
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不動産登記は、FP1級実技試験で問われる重要な論点の一つです。
特に「対抗力と公信力の違い」「登記記録の読み方」「借地権の有無」「公図と地積測量図の使い分け」は必ず押さえておきましょう。
合格に向けて一歩進みたい方は、以下の3ステップからスタートするのがおすすめです。